最近、AIイラストについて色々試したりしているのですが、手だけは苦手なのかかなりおかしくなりがちです。
顔や色塗りが上手いだけに手の表現がおかしい部分が目立ってしまうところもあります。
今回は、AIイラストはなぜ手を描くことが出来ないのか?おかしな部分の修正作業のやり方などまとめてみました。
AIイラストはなぜ手が描けないのか?
実際に手描きでも絵を描く時も手の部分は、かなり難易度が高いので顔は上手く描けるけど手の表現が難しいです。
ちょっと角度が変わると描けなくなったりもしやすい部分になります。
指の関節や手の形状など、描くべき細部が多いです。
この複雑さが手を正確に描くことを困難だったりします。
しかし、現状だと手を描くのが苦手なAIですが、もっと学習効果が高まれば、クオリティは徐々に上がっていくはずです。
AIイラストは、とにかく手が苦手ですが、他の顔部分などは非常にキレイです。
これは、手以外にも髪や目なども自分好みに加筆修正してますが、元のAI絵からあまり手を加えてはいません。
手が苦手なら手が映らない構図を選択しがちで対策することがありますが、毎回手が映っていない構図ばかりというのも面白みがかけますよね。
めちゃくちゃ手が破綻していないAI絵を選んで、手描きで修正することで違和感なくいい感じの絵を作ることも可能です。
ネガティブプロンプト(呪文)だけでは限界あり
ネガティブプロンプトとは、出てほしくない部分を記載することで、画像出力されないようにすることです。
沢山、ネガティブプロンプトを入れたところで無視されることもあるので、ある程度何度もガチャを回す感覚で画像出力をしないといけないので、試行錯誤はする必要性があります。
今の所、基本的には、プロンプトは最低限にしておいて、いい感じの画像が出てきたら自分で手を修正する形にしてます。
何枚も画像を出力してるとそこそこマシな感じになるので、ネット上に上がってるAI絵は厳選されてるのが上がってることが多いです。
打率的には、1割〜2割程度でそこそこなイラストが出てくるため、結構沢山の画像を出力をする必要性があります。
AIイラストのおかしい部分は自分で修正する
普通に液タブを使って、上から加筆修正するだけです。
僕は、この方法を考えてから、自力で1から絵を描くことを辞めてしまいましたが、手は自分でも描くのが苦手だったからこそ、手ばかり修正するようになるので手の練習としては、丁度いいかもと考えてやってます。
しかし、この作業も1年もすれば、やらなくていいぐらいにAIが進化する可能性が高いです。
それぐらいここ最近のAI技術は変化してきているなと思います。
これは、イラストだけでなく文章や動画も発展してきてるので、今後パソコンで出来る作業はAIをどれだけ使いこなしつつ、一部おかしな部分を修正するような作業がメインになりそうですね。
さすがにAIといっても、ワンボタンだけでサクッと出来るほどレベルにはならないと思うので、以下にAIというツールを使いこなしつつ、修正する技術を高めるのが大事なのかもしれません。
まとめ
本当に色塗りや顔に関してのクオリティは、かなり高いです。
それでも、プロの絵と比べたらまだまだと感じる部分がありますが、絵描き初心者でもいい感じの絵を簡単に作れるようになったという時代は凄いですね。
AIの進歩は、急激すぎて毎日AIについてのことを調べて学んでいても追いつけないので、変化についていくのも大変ですが、AIを使えば一人でも低予算で色んなことが出来るようになっていくと思います。
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