CPUのファンは、通常の空冷ファンと簡易水冷と本格水冷があります。
一般的には、空冷か簡易水冷で悩みますよね。
僕は、パソコン自体は20年ほど使って来ましたが、ずっと今まで空冷ファンしか使って来なかったで、2023年にゲーミングパソコンを新しく購入する時、簡易水冷を試してみたいと思い簡易水冷を選択しました。
今回は、空冷と簡易水冷どっちの方が良かったのかについてや、どんな人にどっちが向いてるのかについてまとめました。
簡易水冷CPUファンはやめた方がいい?
空冷 | 簡易水冷 | |
---|---|---|
価格 | ◎(安い) | △(高い) |
設置の容易さ | ◎ | △ |
冷却性能 | △ | ◎ |
故障のリスク | ◎(低い) | △(高い) |
スペース要求 | ◎(少ない) | △(多い) |
i7、i9など発熱しやすいCPUを使う場合は、なるべく冷却性能が高いほうがいいので簡易水冷がおすすめだったりします。
しかし、値段が高い空冷ファンなら、安い簡易水冷よりも冷えると言われることもあるぐらいなので、簡易水冷の方が絶対に良いとは言い切れないみたいです。
個人的には、簡易水冷の方が見た目が良いので、簡易水冷にして良かったと思います。
最近のPCは、中身が見えるケースも多いので、見た目で決めるのもあり
空冷ファンについて
空冷のメリットとしては、価格が比較的安いこと、そして設置が簡単であることが挙げられます。
また、構造がシンプルであるため、故障のリスクが低いとも言えます。
しかし、一方で冷却性能は簡易水冷に比べて少し劣ります。
空冷は、CPUのヒートスプレッダから受熱ベースが熱を受け取り、それをヒートパイプを通じてヒートシンクに移し、最後にファンで外へ排出します。
空冷ファンでもミドルCPUなら十分な冷却性能です。
冷却性能、静音性も評判がいいので、一般用途なら必要十分かと思います。
簡易水冷ファンについて
簡易水冷は、冷却性能が高く、特に高負荷な作業やオーバークロックをする場合には有利となります。
空冷との最大の違いは、熱の運び方で、受熱ベースから受け取った熱をヒートパイプではなく、ホースを使って運びます。
そしてホースを通ってラジエーターまで熱を運び、ラジエーターに溜まってきた熱をファンを使って吹き飛ばす構造です。
価格帯は、安くても1万円ほどするので、空冷と比較すると値段が高くなります。
また、簡易水冷は構造が複雑であるため、空冷よりも故障のリスクが高く、修理や交換が必要となる可能性があります。
冷却性能や値段など調べた結果、いまのおすすめは「DEEPCOOL LS520 」あたりがいいかなと思いました。
高いと見た目が良かったりするけど、冷却性能の差は値段を出すほどの価値はない感じ
簡易水冷は、ファンを追加してサンドイッチ化するとより冷却性能を高めることも可能です。
現在、CPUを「Ryzen9 7950W」というハイエンドCPUに変更したので、簡易水冷も360mmの「NZXT KRAKEN RGB 360 」に変更しました。
簡易水冷は、見た目もスッキリしてデスクトップパソコンのカスタマイズでも遊べるので、個人的には簡易水冷派になりました。
本格水冷は初心者におすすめ出来ないらしい
本格水冷とは、一般的には自作パソコンの冷却方法の一つで、熱を効率よく外部に逃がすために特殊な液体(通常は水または特殊な冷却液)を用いる方法を指します。
これに対して、簡易水冷は水冷に必要なパーツを一体化したもので、本格水冷に比べて取り付けや管理が簡単な一方で、冷却性能やカスタマイズの自由度では本格水冷に少し劣るとされてます。
本格水冷は、設置やメンテナンスが難しく、コストも高くなる傾向があります。
このことから、本格水冷は初心者はやめておいた方がいいみたいです。
僕も簡易水冷で十分満足してます。
そこまで簡易水冷と本格水冷の差はなさそうな気がします。
まとめ
次回、購入するなら280mmの簡易水冷にしたいですが、その時はCPUもハイエンドにした時かなーって感じです。(現在は、360mmとCPUもアップデート)
デスクトップパソコンは、色々カスタマイズを変更することが出来るところが面白いですね。
今後も色々新しいパーツが登場したら、組み替えていきたいところです。
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