今回は、数万枚ほどAIイラストを数万枚画像出力してみた経験で難しいと感じたことをまとめてみました。
僕は、イラストを描きはじめて2年近く経ちましたが、AIイラストが登場して短時間でクオリティが高い画像を作れてしまう時代です。
そんな時代だからこそ、絵描きも多少AIを自分でも触ってみて出来ることと出来ないことを知っておいた方が良いと思い試したことを記事として書くことにしました。
AIイラストで難しいことは?
今まで、AIイラストで色々画像を出力してみて感じたのを箇条描きするとこんな感じになります。
AIイラストは、パッと見のクオリティは非常に高いです。
このクオリティの絵を描こうと思うと数時間掛かるものがプロンプト(文章)を打つだけで作れてしまうのは凄いです。
しかし、しっかり見てもらえるとボタンのサイズがおかしかったり、ゆがんでたりしてることが多かったりします。
また、こんな感じで手の描写が崩れることが多くて使えないことが多かったりします。
以前は、手の部分に関しては、自分で加筆修正をして絵を描いたりしてた時期もあるので、絵が描ける人はレタッチすることでクオリティアップさせることも可能です。
SNSに投稿されていてクオリティが高いAIイラストは、手の部分はレタッチしてる場合が多いと思います。
ハイクオリティのAIイラストを作るなら試行錯誤は必須
記事に載せてるイラストは、比較的出来が良いのを選択してますが、これぐらいの画像が出てくる確率は10%〜20%といったところです。
僕は、グラボが最強クラスの「RTX4090」というのを使ってるので、短時間で大量にAIイラストを出力することが出来るので、色々試すことが出来ますがそれでも微妙な絵を量産してます。
AIは、とにかく手がおかしくなってしまうことが多いので、手が出てくる構図は使いにくくなる感じです。
AIイラストを投稿してる人達は、手が描けないことが多いから、手が描写されていない絵を選択してる人が多いと思います。
しかし、AIイラストも進化してるので、この辺も改善されていくでしょうし
僕は、手描きで絵を描く頻度の方が多いので、最新のAIイラストに関しての情報もあまりアップデートしてないため、最新のやり方ならクオリティを上げることも出来るかもしれません。
キャラクター似せに関しては、LoRA学習すればある程度キャラ似せさせることも可能ですが、通常のAIイラストよりも画像が崩れてしまうことが多いので、更に画像を出力させる回数が増える傾向があります。
背景のAIイラストは凄い
AIイラストは、人物キャラクター絵以外でも作成することが可能です。
写真っぽいAI絵も作ることが出来ますし、手書き風の背景イラストも作ることも出来ます。
イラストを描いてる人は、背景を描くのは苦手だったり面倒だと感じてるなら、AIイラストを使うなんてこともありかなーって思ったりしてます。
といいつつも、AIイラストを背景にはまだ使ってなかったので、一度記事用として試しにAIを背景にしてみたバージョンを作ってみました。
普段、背景はシンプルな簡単背景しか描いてなかったですが、AIイラストを組み合わせるとなんかリッチ感が出ますね。
キャラクターだけが浮いてる感じがするので、背景と違和感なく馴染むような加工をした方がいいかもしれませんが、普段から背景を描いてないので少し勉強しないといけないところです。
でも、こんな感じでAIイラストを上手く使える人なら、表現の幅が増えるきっかけになると思いました。
アイディア次第でこんな現実で有り得ないようなネコのイラストも作ることが可能です。
AIイラストは、他にも食べ物も作れたりと遊び心があれば、色々作れるので今まで絵が描けなかった人でも絵で遊ぶことが出来ます。
まとめ
良いクオリティのAIイラストを出力するためには、沢山の画像出力をする必要性があるので思ったよりも時間が掛かりますが、新しい遊びが増えた感じます。
今は、手描きで絵を描けるようになりたいので、毎日だいたい3時間〜5時間ぐらい描いてますが、AIイラストが世間的に受け入れるようになっていく可能性を考えて、引き続きAIも学んでいきます。
色々騒がれてるけど、手描き関連の記事よりもAIイラスト関連の記事の方が読まれてるので、みんなAIのこと調べてるんですね。
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