今回は、中華ブランドの「XP-PEN Artist24 Pro」2.5kを約1年ほど使ってみたレビューをまとめていきたいと思います。
Wacom製の液タブなら家電量販店でも触ることが出来ますが、中華ブランドの液タブは実機が置いてないことが多いですよね。
そのため実機は、見ることなくアマゾンのレビューやYoutubeの動画を見てから購入することにしました。
自分は、他に「huion Kamvas Pro 24(4K)」と「iPad pro 12.9インチ M1モデル」を持ってたりするので、それらとの簡単な比較も交えつつレビューしていきます。
XP-PEN Artist24 Proレビュー液タブは中華製でも大丈夫?
10万円を切る金額でこのスペックの液タブが手に入るのは、かなり良かったと感じました。
フルHDではなくWQHD画質なので、画面の粗さも特に気になりません。
液タブは、サブパソコンである「MacBook Pro 13インチ」のM1モデルと組み合わせて使ってましたが、2.5kだと動作も非常に軽くかなりサクサク作業することが出来ます。
4K画質の液タブだとある程度パソコンのスペックも必要になってくるので、パソコンスペックに不安がある人は、2.5kぐらいが丁度いいかもしれません。
これは、昔Wacom cintiq 13HDを触った時、かなり画質が粗いと思ったので、液タブ買うなら2.5k以上にしたいと考えて買いました。
24インチの2.5k液タブは、イラストを描く用途以外にパソコン作業にも使いやすいモニターサイズなので、結構使える用途が増えます。
フルラミネーションじゃないところが残念
自分は、iPad Proからデジタルイラストを描き始めたので、視差があるっていうのはなんか変な感じがして、iPadの使用頻度の方が高くなりがちでした。
視差に関しては、慣れたら特に気にならない部分みたいですが、はじめ視差が無いものから始めるとなんか嫌だなっていう気持ちになると思います。
今でこそ、使い続けてたら視差に関しては慣れてしまったので、慣れるまでの期間が少し必要です。
ただhuionの方では、また違う微妙なポイントもあったので、完全に満足する液タブは今の所ないですね。
また自分は、アップルペンシルに慣れたこともあり、太いペンではなく細いペンの方が描きやすいので、中華ブランドも細いタイプのスリムペンを出して欲しいなって思うところです。
アップルペンシルは、鉛筆に近い感じの細さであまり指が痛くなりません。
太いペンだとなんか親指が痛くなるので、そこが気になるポイントなんですよね。
これは、自分が過去に腱鞘炎になった経験があるからなだけで、ほとんどの人は大丈夫なのことだと思います。
不満点はあるけど全体的に見れば高評価
液タブで24インチのサイズになると、かなり種類が限られて来ますが、絵を描くならある程度のサイズが欲しいので、バランスが良さげな24インチを選択しました。
iPad Proよりは、描き心地は落ちますがパソコンなら左手デバイスを使うことが出来たり、画面サイズがデカイというのは、かなりメリットがあります。
プロイラストレーターである「焼まゆる」さんも「XP-PEN Artist24 Pro」を使用してたみたいなので、普通にプロでも使えるレベルみたいです。
自分は、どうしても視差が気になったので、途中からフルラミネーションの液タブにしましたが、視差に関しては慣れでなんとかなる部分ですね。
実際、「XP-PEN Artist24 Pro」を使う頻度が増えてきたら、今はそこまで気にならなくなってたりしました。
液タブに付いてくる初期のスタンドって、かなりショボいものが付いていて追加購入する必要性があるぐらいです。
しかし、XP-PENに付いてくるスタンドは、かなり出来がよくほぼ直角ぐらいまで角度を付けることが出来るので、液タブの角度にこだわる人も対応出来ます。
モニターアームを取り付けるVESA規格にも対応しているので、モニターアームを使うことも可能です。
まとめ
このポイントが気にならないという人は、購入しても問題無いと思います。
液タブは、ある程度高い買い物になりますし、結構長い期間使うと思うので、出来るだけいいヤツを購入した方が後悔が少ないです。
この画面サイズの液タブなら、かなりコスパが良いと思います。