今まで、MacユーザーでMacではゆっくりムービーメーカー4(YMM4)を快適に動かすのは、難しいと思いました。
そのため合成音声の動画編集のためだけにWindows PCをグラボありとグラボなしの2台を購入して試してみました。
結果的にグラボは、あったほうが良いと判断したので、今回実際に使ってみたパソコンスペックのレビューと合わせて記事を書くことにしました。
YMM4系のブログ記事の情報が少なすぎたので、参考にしてもらえれば嬉しい
ゆっくりムービーメーカー4はグラボなしでも行ける?
Windows PCは、動画編集用として割り切ってたので、グラボなしのCPUに内蔵されてるタイプのノートパソコンでいいかと思い「Lenovo Yoga 770」というノートPCを購入しました。
値段は、15万円したのでグラボがないといっても、そこそこのスペックです。
別にゆっくりムービーメーカー4で動画編集をするぐらいなら、普通に作業出来るのでこれでストレスを感じる人も少ないかと思います。
- プロセッサー : CPU AMD Ryzen™ 7 6800U (2.70 GHz 最大 4.70 GHz)
- 初期導入OS : Windows 11 Home 64bit
- グラフィックカード : AMD Radeon™ 680M
- メモリー : 16 GB LPDDR5-6400MHz (オンボード)
- ストレージ1 : 1 TB SSD, M.2 PCIe-NVMe
グラボが乗っていないとはいえ、FF14のフルHDぐらいなら、普通に動作するぐらいの内蔵GPUです。
「Yoga770」だとワンテンポ合成音声の制作が遅いから、これグラフィックボードがあるパソコンなら、どれぐらい快適に作業することが出来るのかが気になってしまいました。
一度、気になったらちゃんとグラボがあるPCを使ってみたいと思いゲーミングデスクパソコンを購入することにします。
ちなみに「Yoga770」のレビューについては、別記事でまとめてるので、ノートPC良いと考えてる人はこちらの記事をみてください。
実際に使った感じだとグラボは、あったほうがいいなーとは思います。
ゆっくりムービーメーカー4でもグラボがあるとめちゃ快適になった
- CPU:Ryzen 7 7700X
- グラフィック(カード):Geforce RTX3060Ti 8GB
- メモリ:Crucial DDR5-4800 64GB
- SSD:SSD WD Black SN850X 1TB
せっかくデスクトップで新しくパソコンを購入するなら、メインPCとして使えるレベルにしておきたかったので、今回はそこそこ良いパソコンを購入しました。
金額は、30万円です。
CPUとグラボをミドルクラスにしたので、もっと金額を出せるなら、まだまだスペックを上げれることが可能です。
しかし、ゲームをしないならグラボはRTX3060TIぐらいがコスパが良くていいかなと思い選択しました。
実際、ノートの「Yoga770」の時と比べると、YMM4のすべての作業がサクサクに動いて、2〜3倍ぐらい早くなったと思うぐらいでした。
グラボだけでなくCPUのスペックが高いことも影響してると思いますが、やはりパソコンはそこそこの金額を出すべきだと感じましたね。
ガッツリとゲームをする人なら、RTX4070Tiあたりが良さそうですが、ゲームはしないのでRTX3060 TIです。
RTX3060tiは、6万円前後とスペック的にもそこそこありコスパよし!
でも、これだけ快適に作業出来ると、もう少し上のグラボに変えたい気持ちが出てたりしますね。
ちょっと妥協したスペックで購入したので、妥協せずに「RTX4070TI」にすれば良かったと考えてます。
パソコンのスペックは、悩みだすと沼なのでどれぐらいで満足するかどうかですけど、毎日使うならトコトコ快適に作業したいんですよね。
数日、悩んだ結果、グラボをRTX4070Tiに変更しました。
スペック的には、倍近い性能になりましたが、ゆっくりムービーメーカーでは体感できるほどの変化はなかったので、ある程度のグラボ性能があれば、効果は少ないと思いました。
グラボがあると数分で動画を書き出ししてくれる
これだけ早いとサクサクとYoutubeショート動画を量産することも可能です。
10分ぐらいの長めの動画でも、かなり早くエンコードしてくれるので出来るだけ待ち時間を減らしたい人は、グラボの効果が大きく感じることが出来ると思います。
YMM4で動画をエンコードするとCPUとGPU共にそこそこ動くので、どっちのスペックも上げておきたいところです。
「RTX3060ti」でこれだけ快適なら、もっと上のグラボなら、どうなるのかが非常に気になってましたが、「RTX4070ti」だとゆっくりムービーメーカーだけで使うなら、効果は体感出来ませんでした。
動画編集だけなら、明らかオーバースペックですが、普段は絵を描いてたりするので、今後のAIイラストの動向を追うためにも高スペックのグラボの切り替えを検討した結果「RTX4070ti」に変えました。
AIイラストでは、グラボをガンガン使うので、「RTX4070Ti」の性能をフルに使えてます。
追記:グラボを簡易水冷「RTX4090」の変更
ゆっくりムービーメーカーでも使ってみたところ、「RTX4070Ti」よりも圧倒的に書き出し速度が上がっていて、体感2倍ぐらい書き出しが早くなってました。
毎日投稿しているショート動画なら、10〜15秒ぐらいで出力することが出来るので、めちゃくちゃ気軽に動画作成出来るようになりました。
グラボ以外だと電源も変更することになりましたが、他の動作に関係してくるCPUなどは、変更しなかったので、YMM4でもグラボの影響は大きいみたいです。
さすが30万円ほどする高級グラボですが、時短を考えるとトータル的にコスパ良くなるかもしれません。
毎日、AIを触ってるので短時間で出力出来るほど試せる回数も増えます。
まとめ
ゲーミングパソコンというのを選択しておけばおkな感じです。
ゲーミングパソコンとは、ゲームも出来るレベルのグラボが乗っているパソコンという意味なので、ゲームをしなくても良いです。
ウェブ閲覧や簡単な事務作業なら、「Lenovo Yoga770」は優秀でしたが、動画編集をするとなると若干動作が遅いレベルでしたね。
モニターとかキーボードとか無くて、1からパソコンを購入するなら「ゲーミングノートパソコン」が一番コスパが良いかなーと思いますね。
最近のゲーミングノートパソコン試したことがないので、一度試してみたい気持ちはありますが、さすがに追加では買わないかな。
今まで色んなPCを使ってきましたがパソコンを購入するなら、20万円〜30万円クラスのを購入しておけば、一般的な用途なら不満になることはないと思いますー。
10万円台は、ちょっとスペック不足だと感じるのでせっかく買うなら妥協せずです。
(Youtube)