真面目にイラストを描き始めて、約2年ほど経ったので、一度はコミケ(こみっくマーケット)という同人即売会にサークル参加してみたいと思い2023年の冬コミにて初参加してきました。
新規の無名サークルであり、絵描きの知名度は、たいして無い自分の経験談をまとめました。
客観的に判断して、画力は下手でも無く上手くも無く至って、普通なクオリティといったところです。
初めてサークル参加を申し込みして、同人誌はどれぐらい部数を発行したら良いかなど同人グッズの売れ行きなども書きましたので、参考にしていただけたらと思います。
- 新幹線往復交通費(3万円前後)
- 宿泊費(二泊三日 3万円前後)
- ご飯代(3000円)
- グッズ制作費(13万円前後)
- サークル参加日(8000円)
- その他備品(1万円)
コミケサークル初参加レポ
マリンの方が初めて作った同人誌で、まつりちゃんの方は冬コミまで時間的に余裕があったので、急遽完成させました。
その結果、同人誌が新刊2冊で30Pモノクロで制作しました。
薄い本といっても、30ページの場合だと本文が26ページしかないので、30P未満だとちょっとボリュームが少ないなと感じられると思い30Pです。
即売会の値段の付け方は、500円か1000円が購入者的にも出しやすいので、それに見合った内容で作るようにしていけばいいかなと思います。
結果的に同人誌は、だいたいどちらも同じぐらいの量が売れて、合計で100部近く頒布出来たっぽいです。(時間は、終了のギリギリまで粘った)
メロンブックスでの通販も開始していて、予約も入ってるため刷った100部は、全て売れるかもしれないというギリギリなラインになりました。
同人グッズ
今回、両方作ったのはどっちの方が需要があるかを調査してみたいと思った部分があります。
結果的にアクリルキーホルダーの方がよく売れていたので、売れ行きを気にする人はアクキーの方がいいかもしれません。
個人的にアクスタは、SDキャラではなく等身大の方が需要ありそうだと感じました。
しかし、メロンブックスの委託通販では「アクスタ」の方が売れ行きが良かったりしたので、どっちでもさほど売れ行きは変わらないかもしれません。
ただし、アクリルはサイズを大きくすると原価が一気に高くなり頒布価格も上げざる得ないので、ある程度サークルの知名度が無いと作るほど赤字になる可能性が高いです。
量もこれぐらい作らないと原価が高くなりすぎる傾向があります。
グッズの売れ行きですが、同人誌の半分ぐらいかなという感じだったのと、原価が同人誌の方が安いので、なるべく黒字化を目指すなら同人誌だけの方が黒字化しやすいかもしれません。
2023年冬コミケC103のレポ
初サークル参加で、ここまでガッツリやる人は、正直珍しいと思います。
普通は、同人誌1冊と同人グッズが少しあるかどうかみたいな感じですが、せっかくサークル参加するならやれることをトコトンやるやってみるという感じでやってみました。
500円のお釣りも25枚の2万5000円分用意とか準備万端でやったりしましたが、10枚もあれば余裕で足りそうでした。
だいたいの人は、ちょうど出してくれる人が多いですね。
即売会に参加してみて感じたことは、基本的に目的のサークルを事前に調べておいて、スペースに来たらすぐに買って即立ち去るという人たちがほとんどでした。
オフラインだから、もっと話したりするもんかなと思ってましたが、そうでも無いみたいですね。
みんな限りある時間内に東京ビッグサイトという広い敷地に目的のサークルに行かないといけないので、あまりゆっくりしてる暇は無さそうでした。
やれることをトコトンやったので、もっと売れてくれたら良かったですが、さすがにそこまで甘くはなかったです。
基本的にコミケみたいな即売会では、スペースを見てから買うか判断するのではなく、事前に知って貰って購入するか判断してくれる方が多数なので、とにかく事前宣伝が一番大切ですね。
あとは、継続的に即売会に参加して色んな人に知ってもらうことも大切です。
もちろん、一定のクオリティが必要なのは言うまでもないですね。
クオリティに関しては、まだまだ上げることが出来る部分だと思うので、2024年の1年間はよりクオリティアップを目指したいところです。
初サークル参加の部数について
同人誌は、まとめて数を刷るほど一冊あたりの原価単価が安くなるので、もっと刷りたくなると思いますが、ぶっちゃけ余る可能性が高いです。
マリンの方は、早割で入れていたこともあり大量に刷った結果大量に余ってしまいました。
次回も即売会に参加するなら、既刊として持っていくことも出来ますが、基本的にはメロンブックスに委託して通販販売するのが一番ラクかなーと思います。
もし、それでも売れない場合は、やむなく廃棄になりますね。
まとめ
関西からの遠征だったので、交通費と宿泊費が大きかったですね。
また冬コミの2日間、自分自身の体調も微妙だったので、2024年夏コミは、とりあえず不参加でしばらくオンラインでの絵描き活動メインにしようと思います。
2024年冬コミは、pixivやTwitterの調子によって決めたいところですね。
それでも、今回みたいに大量に頒布物を作るのはやめておいて、ほどほどに作ることにしようかと思います。
しばらくは、Twitterにイラスト投稿したり、漫画は電子書籍で出すかなっていったところです。
漫画のクオリティ上げるには、とにかく漫画完成させていかないといけません。
あと、Twitterには凍結などで上げるのが難しそうなイラスト練習として、ファンボックスなど初めて投稿するのもありかなと思いました。
(Youtube)