- トレースばかりやっても絵は上達しない
- イラスト初心者ならトレースからやるべき理由
- 30代のイラスト初心者だからわかったこと
今回は、イラスト初心者である自分が1ヶ月以上、合計100枚以上の絵をトレースしてトレースの効果についてまとめることにしました。元々、イラストが描ける人じゃないからこそ、初心者の気持ちがわかるってもんよ。ちなみに、まだイラストはあんまり上手くないですね。
サムネイルの画像は「NEW GAME!!13巻」の表紙をイラストド素人の自分が描いたものになります。
短時間で仕上げたものですが、それでもちゃんと「涼風青葉」に見えるのは、トレースのおかげです。
本来、トレース絵はネット上に上げないのがルールですが、書籍の表紙なので画像引用の範囲で許されたい。
トレースばかりでは絵の上達はしません
先程お伝えした通りトレースした絵は、基本的にネット上に上げることが出来ないため、これだけ描いて来たっていうのを見せることが出来ないのが残念ですが、とにかくやってきたことは、「自分が良いな。好き」だと思ったイラストをどんどんトレースしていきました。
その結果、トレースしてきたイラストは100枚以上です。(線画のみ)
線画のみにした理由は、とにかく短時間でキャラクターを描くことが出来て、線画が上手くかけてたら結構適当に色塗ってもなんか良い感じのキャラになることがわかったからです。
そのためカラーで時間を使うぐらいなら、どんどん色んなイラストを模倣することにしました。
トレースならイラストがど下手な素人であっても、線をなぞるだけなので良い感じに絵を描くことが出来てそれだけで達成感があります。
実際、トレースしてるタイムラプス動画もあった方がわかりやすいと思うので公開しておきます。元の絵は「しぐれうい先生@ui_shig」です。実は、ほとんどのイラストをトレスさせてもらったりしてます。でも、そのうちトレスじゃなくてオリジナルでファンアート描けるようになります。
こんな感じの線画だけなら、30分〜1時間もあれば、サッと描いただけでもかなり良い感じにコピーすることが出来ます。SDキャラとかの簡単なイラストなら10分程度でも真似することが可能です。
ただ、本当に元のお手本をなぞっているだけなのでトレースでしか絵が描けません。
このことから、トレースだけではあまり絵は上達しないと言えます。
それなら、あまりトレースする意味無いよね?ってなると思うかもしれませんが、自分はトレースから初めて良かったと思います。
イラスト初心者がトレースからやるべき理由
トレースしないとこれぐらいの実力です。これでも、まだ女の子のキャラってわかるだけマシになったかもしれないレベルです。
絵が上手くなりたいなら、とにかく沢山絵を描けとアドバイスされることが多いかと思いますが。それだとまずはじめに思いつくのが模写ですよね。
模写は、お手本があるので、そのまま描けばいいように見えますが、イラスト初心者だと意外と難易度が高い技術だと感じました。
それで、実際模写したイラストと元絵を比較すると、模写なのに自分が描いた絵が下手すぎてこんな簡単なことも出来ないのかと落胆して絵を描くことを辞めてしまうきっかけになるのかなと思います。
トレースの場合は、模写より難易度が圧倒的に低くてお手本通りに線を引くだけで、それなりの完成したイラストを描くことが出来ます。
この体験をすることで正しい位置に線を引くことが出来るなら、誰でも上手く絵を描くことが出来ると認識出来るきっかけになりました。
絵が上手くなりたいなら絵を描かないといけないけど、なかなか絵を描く気になれないという時は、トレースをウォーミングアップと使うと丁度良いかなって思います。
ちなみにトレースもしっかりやろうと思うと、拡大すると元絵によって結構雑な部分が見えたりするので、全てを完璧にこなす必要もないことがわかったりとトレースもやり方次第で上達の手助けにはなりそうだと見てました。
イラストを始めるに当たって、色んな書籍を読んで来ましたが、絵はセンスよりも技術である。技術を身につけるためには、毎日継続してやることが大切ということなので、一番難易度が低いトレースから初めて毎日絵を描くのが習慣させるために使う感じでいいです。
30代からのイラスト初心者だからわかったこと
絵が上手な人は、小さな頃から長年かけて上手になっていった人が多いかと思いますが、自分は30代からのスタートで、まだまだイラストの技術は初心者レベルです。
小さな子どもが描いたイラストなら、多少下手であっても絵を描いた努力を褒められたりして、それがモチベーションになり、どんどん絵を描いて上達する一つのきっかけになりますが、いい歳になった人では上手くなければ周りからの意味がないと思われてしまうだろうし、自分自身も今更やっても仕方がないと対して行動してないのに諦めてしまいがちですよね。
自分もこの歳になってから、今更絵が上手くもないのに絵を描き始めても遅いよなぁって思ってましたが、今の時代イラストを描くデジタル機材の環境や動画コンテンツなども豊富にあって、勉強出来る環境が整いすぎてるので、今からでも一年間本気でやり込めば、それなりに自分が納得出来るレベルまで描けるようになるんじゃないかな?と考えてしまいました。
正直やらない言い訳なんていくらでも見つけることが出来ますが、自分がやりたいと思ったことは、ちゃんど本気でやってみてから判断すべきと思い、液タブやら最新のパソコンなどを買い集めて環境だけはプロのイラストレーター並にしてます。
絵を描いてどう収益化させていくとかは、今までのブログ運営の経験上出来そうな感じがするので、今は絵が上手い下手とか関係なく稼げる時代かもしれないと思ったりもしてます。
趣味を趣味で終わらせない。大人だからこそ、一つの仕事にすることを目的に進めていきます。
最低限のイラスト技術があって損することはないので、自分が描きたいと思うイラストをトコトン突き詰めていきたいですね。
しかも、イラストを描くのって、独学なら大きな費用は機材だけで他は書籍代ぐらいなので、他の大きな趣味と比べたら、かなり安い部類で金銭的なリスクはほぼ無いと言っていいです。
その割りに技術は、間違いなくやればやるほどついていくと思うので、マネタイズの方法を間違えなければ、趣味から仕事に変えるのは難しくないと思ってます。
このブログサイトも最終的に仕事を受けれるようなサイトまで成長するためにもじっくり育てます。
たいしたリスクが無くて、やりたいと思ってるなら本気でやるべきだ。
絵が評価されるかは、運要素もあるけど、自分の技術の向上だけは自分だけの行動で高めることが出来るので、SNSの投稿で「いいね」がつかないから辞めるとかならないように、自分がどれだけ成長したかだけを常に比較してレベルアップしていきたいところですね。
まとめ
後半は、トレースの話から少し脱線してしまう部分もありましたが、イラスト初心者はまず絵を描く習慣を身につけることが大切だと思うので、トレースから初めて自分が描きたい絵のマネからはじめて欲しいです。
自分も1ヶ月間以上、トレースを続けてきてさすがにトレースすることに飽きてきたので、最近少しずつ模写にチャレンジしてますが、トレースと違って難易度が高いなって思います。
そういう時は、たまにトレースに戻ったりして、とにかく絵を描くこと自体は楽しいものだ。ということを認識しつつ、継続させることを重視してます。
2022年には、絵の仕事を受ける体制を作っていきたいので、やるべきタスクは多数ありますが、一つ一つこなしていきたいですね。